■熟成期間24ケ月以上のベジョータ・イベリコ豚の前足を用いたマトネラタイプです。
スライサーがあればコストパフォーマンスにも優れておりり、低塩長期熟成により上質な旨みのある生ハムに仕上がっています。
結着材は使用しておりません。
La Prudencia社(ラ・プルデンシア)は、1910年にプルデンシオ・ベニートがセゴビア県ビリャカスティンに設立しました。グアダラマ山脈の北西、カンポ・アサルバロ山脈に囲まれ、15世紀以来、豚肉の加工品で有名な地域です。かのコロンブスが人類の偉大な功績のひとつアメリカ大陸を発見した旅にも、この地域で生産された生ハムなどを保存食として持参したといわれます。
創業者プルデンシオはセゴビア県初のと畜場と工場を設置し、この地の数百年にわたる伝統を大切に守りながら、家庭的な手造り加工の習慣を継続しつつ、完全な統合システムを築きました。
標高1、100メートル以上の山中に設けられた天然の乾燥室と熟成室でハモンやサラミは熟成され、塩分の低さとこの山脈の気候や地理的条件が生産工程の基本的要素となっています。そして厳しい冬と暑い夏、ゆっくりと時間をかけた長期熟成と併せ、ラ・プルデンシアの生ハムやサラミを特別優れたものにしています。